SK仙人のブログ

日々の感動を思いつくままにアップして参ります。

室堂平で秋を楽しむ旅

                                             立山連峰をバックに秋深まる室堂平 2022.10.01

                過去に泊まった山小屋が当時をしのばせる

【日 程】2022年10月1日(土)日帰り

【メンバー】単独行

【天 候】晴れ時々曇り

【コースタイム】

  電鉄富山9:48 ⇒ 立山(ケーブル)10:40 ⇒ 美女平(バス)11:10 ⇒

                          12:00室堂到着

  室堂14:20 ⇒ 美女平 15:20 ⇒15:40立山 16:10⇒ 17:14電鉄富山

 

【コースの状況】

  乗り換えが多くて慌ただしいが、乗り継ぎには不便を感じなかった。

  夏期のシーズンには相当混雑するであろうと思った。

  室堂平は秋のこの時期もシーズンで多くの登山者が訪れていた。

  黒部側と富山側からの登山者は室堂から立山連峰剣岳方面へと

  進むためこの地はハイキング客と一緒になるため混み合う。

 

【引き続き写真を掲載し編集を進めてまいります】

【フォートギャラリ】

  上段左から  北陸新幹線車内、電鉄富山、車窓、乗換駅の登山客

  中央左から 室堂平へ到着、散策路、みくりが池、チングルマ

  下段左から 室堂山荘前にて、立山連峰①全景、②雄山、③稜線

【感想コメント】

初めて室堂平を訪れたのは1992年(H4)4/30~5/2に立山連峰雄山登山(2泊)

です。思い返せば、単独行で本格的な春山登山を楽しむために計画し、装備は

揃えていたもののアイゼンやピッケルの使用はまだまだ経験少なく本格的雪山

は初めてであった。

雄山登山時は天候が急変し冬山登山になってしまったので、途中で無理と判断

した場合はその時点で下山しようと考えとにかく出発した。

何とか登頂に成功し頂上で記念撮影、顔は防寒マスクで覆っていたが吐く息で

氷つき気温は氷点下で相当低いと思った。早々に下山を開始したが下山は登り

より難しくて危険であった。

後で感じたことだが、そもそも冬山登山未経験者が単独で雄山へ挑戦したのは

無謀な計画で、滑落せずに山小屋へ戻ることができたのは幸運としか言いよう

が無かったと思う。

立山山域には剣岳登山などで3回訪れているが、室堂平の楽しい思い出は初回

の雄山登山時に泊まった室堂山荘のステンレス風呂と剣岳登山の帰りに立ち寄

ったみくりが池温泉での入浴。山上で湯船に浸かり汗を流すことができたこと

が何とも言えない幸せ感に満ちていた。

今回は日帰り散策で少々忙しい旅となったが、晩秋を迎える前の室堂平を楽し

むことができた。

頚椎症が完治してない状態で多少無理をした旅であったが、大阪で大学時代の

友人と、奈良で会社時代の同僚と久しぶりに会い、当時に戻った感じで杯を交

わすことができたのは本当に良かったと思う。